霊隠寺で雲南魯甸県地震被害者のための祈福法会が挙行

 

 8月3日16時30分、雲南昭通市魯甸県で震度6.5の地震が発生した。今日の12時までに死亡者がすでに410人に達し、多くの負傷者が出た。また、数多くの家が倒れ、人々の命と財産が大きな損害を受けた。

 8月5日の午前、霊隠寺住職の光泉大和尚をはじめ、霊隠寺の大衆が大雄宝殿に集まり、梵唱を唱え、被災地の人々の安全と幸福を祈った。信者たちや観光客も合掌しながら念仏した。霊隠寺住職の光泉大和尚は慈悲の仏陀の座像を仰ぎながら、諸仏と菩薩にこの娑婆世界の衆生の苦難を憐れみ、法雨を降らし、神通を現じ、被災地の人々を守り、往生者を引率するようにと願った。

 光泉大和尚は恭しく香を焚き、世尊を礼拝した。また常住の僧全員と居士たちを引率し、大悲経文を誦し、無上妙音を発した。晴天の酷暑ではあったが、にわか雨が降り出し、まさに諸佛と天竜の流した慈悲の涙のようであった。大雄宝殿内の常住の僧全員、ボランティア、居士たち及び現場にいた観光客もこの奇跡を目にし、信心を堅くした。さらに朗らかな声で往生者の安息、負傷者の完癒、現存者の堅持を祈福し、被災地の平安と吉祥、そして速やかなる再建を祈祷した。

霊隠寺で雲南魯甸県地震被害者のための祈福法会が挙行

法会を引率する霊隠寺住職の光泉大和尚

祈福法会の会場

被災地の同胞のために懸命に読経し、祈祷する霊隠寺の法師たち

施食

厳粛に被災地の被災者のために祈福する法師、信者及び観光客